ATコマンドは、モデムの動作条件を設定するために使用します。

コマンドの実行

• 本モデムは、DTE速度が300bps〜115.2kbpsの範囲で動作するように設計されており、ATコマンドにて制御することができます。
  すべてのコマンドとデータを、この有効な範囲内のDTE速度で送出する必要があります。

コマンド形式

• すべてのコマンドは、「AT」の2文字で始まり、次にコマンドの文字、最後にキーで実行します。
• ATコマンドを入力するとき、コマンドとコマンドの間にスペースを入力しても、スペースは無視して実行されます。
• コマンドは、大文字・小文字のどちらで入力してもかまいませんが、混在させないでください。
• パラメータ無しのコマンドは、パラメータ“0”付きの同じコマンドとみなされます。

例

（このコマンドは、モデムに対して、スピーカの音量をゼロにするよう指示します。）